【No.10】中国の宇宙食はやっぱり“中華料理”か?

2013年6月11日、中国はら有人宇宙船『神舟10号』の打ち上げに成功した。2003年に同国初となる有人飛行を成功させて以来、宇宙開発を着実に進める中国だが、そこで素朴な疑問をひとつ。中国の宇宙飛行士は、やっぱり宇宙食も中華料理だったのだろうか?
中国ではじめて宇宙に行った楊利偉飛行士は、宇宙で3回の食事をとったが、そのメニューは、報道によると『細切り豚肉の炒めもの』『鶏肉とピーナッツの辛味あんかけ』『八宝飯』だったという。『八宝飯』は、干した果物を、もち米とあんの上に置いて、蒸したもので、中国ではおめでたい席で出される定番料理である。
これらの中華料理が、無重力状態でも食べられるように、一口サイズにつくられていたそうだ。
やはり、宇宙飛行士といえども、中国人。宇宙でも中華料理を食べていたのだった。