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【No.18】用途の広い軽石。どうやってつくられる?

軽石は垢すりやカカトの手入れに使えるだけのものではない。その用途は非常に広く、たとえば園芸用に使われる『鹿沼土』の正体も軽石だ。
軽石は、マグマが地下から噴き上げられたときに生まれる多孔質の火山石の一種。そのとき、孔の空いているものが風呂場の軽石となるのだが、なかには孔がつぶれているものもある。それらは、細かく砕かれて、園芸用の土として使われているのだ。
また、軽石には、セメントをくわえると、熱や音を伝えにくくなるという性質がある。その特性を生かして、軽量ブロックとしても使われている。
さらには、テニスコートやグラウンドの下に用いられるケースもある。水はけをよくするためだ。
火山大国の日本は、いわば軽石の宝庫。火山のふもとはもちろん、関東ローム層にも多くの軽石がふくまれている。量が豊富、使い道も多彩とあって、日本人にとって切っても切れない存在だ。