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【No.23】白が定番だった腰巻きが、赤一色になったのは?

江戸時代、和服が当たり前だった日本女性は、下着として腰巻きをしていた。
その腰巻き、もともとは白と相場が決まっていたが、江戸中期以降、赤一色になったという。これはいったいどうしてなのか?
最初に赤い腰巻きを使ったのは、ご想像のとおり、遊女たちだった。彼女たちは、お客をより刺激的に誘惑するために、赤い腰巻きを愛用したのである。
そんな刺激的な赤い腹巻きを、ふつうに生活する町娘や、良家の子女まで愛用するようになったのは、当時の性意識とおおいに関係がある。
むかしからよく、理想の女房は『昼は淑女のごとく、夜は娼女のごとく』といわれるが、当時も同じように考えられていたようで、世の女性たちも赤い腰巻きをすることで、『夜は娼女のごとく』演じようとしたのである。